長崎県の時津署は15日、警察官や検事をかたった捜査名目で、西彼時津町の80代無職女性が現金約4900万円をだまし取られるニセ警察詐欺が発生したと発表した。 女性は8月下旬、警視庁の警察官を名乗る男から「逮捕した暴力団員の口座からあなた名義の口座に約40万円が振り込まれている」と電話があった。男は「資金洗浄の容疑がかかっている」「逮捕する必要がある」と犯罪に関与しているかのようなうそを重ね、口座から現金を引き出すよう指示された。 その後検事を名乗る男も加わり「(現金を)自宅に取りにいかせる」「後で返す」と言われ、女性は身の潔白を証明するため9月上旬から10月上旬までの間に3回にわたって計約4900万円を自宅敷地の指示された場所に置いたところ、持ち去られたという。 似たような手口の事件を新聞で知った女性が同署に相談して発覚した。