大阪地裁前の歩道で会社役員の男性(60)が首などを刺された事件で、殺人未遂容疑で大阪府警に逮捕された自営業古杉弘容疑者(67)が襲撃前、現場付近で待ち伏せしていたとみられることが21日、捜査関係者への取材で分かった。 古杉容疑者は「男性と3000万円を巡る金銭トラブルがあった」という趣旨の話をし、男性に金を貸していたとの情報もある。府警は強い恨みがあった可能性もあるとみて経緯を調べる。 事件は20日午前9時45分ごろ、大阪市北区の地裁北門付近の歩道で発生。捜査関係者によると、男性は刑事裁判の被告として出廷するため、関係者と裁判所に向かう途中だった。 古杉容疑者は北門近くに停車中の軽トラックの後ろに隠れ、男性らが通り過ぎたところを襲ったという。男性は首の後ろなどをナイフで刺され重傷だが、命に別条はない。 古杉容疑者は事件直後に近くの府警天満署に出頭し逮捕された。凶器とみられる刃渡り約10センチの折りたたみ式ナイフを所持し、「自宅から持ってきた」と説明していた。