静岡市清水区の板金加工会社従業員が同社代表名義の小切手を使い現金を着服したとされる事件で、清水署と県警捜査2課は13日、会社の預金口座から約1億7300万円を横領した業務上横領の疑いで、元同社経理総務部長で自称無職の男(56)=東京都台東区台東2丁目=を再逮捕したと発表した。容疑を認め、女性アイドルの「推し活」資金に充てるのが目的だったと話しているという。 再逮捕容疑は、同社で経理総務部長を務めていた2022年4月ごろから25年10月ごろまでの間、同区の銀行に同社代表取締役名義の小切手を約50回提出し、会社の預金口座から払い戻した現金計約1億7300万円を横領した疑い。1回あたり110万~830万円を引き出していたという。 同署などは、同様の手口で銀行から約2200万円をだまし取った詐欺などの疑いで男を9月に逮捕していて、再逮捕容疑と合わせて約2億円の被害を立件した。さらに被害金があるとみて追及する。