【ドラフト会議】亜大・山里宝は広島がドラフト1位指名 No・1遊撃手として大学ジャパンも経験

「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が22日、東京都内で開催され、広島はドラフト1位で亜大の山里宝内野手(4年)を指名し交渉権を獲得した。あす23日の誕生日を自らの力で祝ってみせた。 1年春からリーグ戦デビューを果たすと、4年生からは主将にも就任。今夏は日本代表に選出され7月には「ワールドカレッジベースボールチャンピオンシップ」を戦った。大学No・1遊撃手として注目された今秋は攻守の要として活躍し9季ぶりのリーグ制覇にも貢献した。 安定した守備力に加え、1メートル74の小柄ながらリーグ戦通算10本塁打などパンチ力のある打撃も魅力。2日の東都大学リーグ・青学戦では左翼席へ初の初回先頭本塁打を放ち、「先攻の1番打者はチームの鏡。打てば勢いづく」と胸を張っていた。 神戸国際大付(兵庫)では2年春に二塁手で選抜に出場。夏は遊撃手として甲子園8強入りに貢献し、北海(南北海道)との1回戦では大会タイ記録の1試合3二塁打を放つ活躍を見せた。亜大では2年春から二塁のレギュラーをつかみ、3年秋から打順1番に定着。4年春から遊撃に転向し、大学日本代表でも正遊撃手を務めた。亜大で主将を務めるリーダーシップ、優れた野球センスも評価されている。 今年の広島は指定薬物「エトミデート」(通称ゾンビたばこ)を巡る問題で揺れた。羽月隆太郎元選手(26)が1月27日に医薬品医療機器法違反の疑いで逮捕され、球団は2月25日に契約を解除。5月に広島地裁で開かれた初公判では起訴内容を認めて即日結審し、拘禁刑1年、執行猶予3年(求刑拘禁刑1年)の判決を言い渡された。 さらに今月1日には週刊誌で疑惑を報じられた昨季セ・リーグ首位打者の小園海斗内野手(26)、24年ゴールデングラブ賞の矢野雅哉内野手(27)、前川誠太内野手(23)、田村俊介外野手(23)の4選手に対して来季契約を結ばない旨を通知し、今季限りでの退団が決まった。 内野手が多く含まれ、小園が2軍調整になった8月下旬以降は、近大時代に二塁を主としていたドラフト3位・勝田成が遊撃を守るなど、特に二遊間が手薄な状況に陥った。即戦力の捕手や投手も補強課題とする中、まずは1位指名で走攻守そろった大学No.1遊撃手の獲得に狙いを定めた。 ◇山里 宝(やまさと・たから)2004年(平16)10月23日生まれ、兵庫県出身の21歳。小学校入学前から野球を始め、神戸国際大付(兵庫)の2年時に出場した甲子園では春2回戦、夏は8強入り。亜大では1年春にリーグ戦デビューを果たし、3年春は二塁手でベストナイン。今夏は大学日本代表に選出。1メートル74、78キロ。右投げ右打ち。

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