フランス大規模デモに乗じ“略奪行為”逮捕者2700人以上…即日裁判進む

フランスで17日に行われた大規模なデモに乗じ、略奪行為を行ったとされる被告らについて、裁判が進められています。フランスで17日に行われた大規模デモでは一部が暴徒化し、2700人以上が逮捕されました。裁判所では、その日のうちに判決が出る即決裁判が行われていて、地元メディアによりますと、事件の急増を受けて通常の倍にあたる4つの法廷が割り当てられています。こうした裁判で靴を盗んだ罪に問われていた21歳の男の弁護士が取材に応じました。男は月給800ユーロ、日本円でおよそ14万円で3人の弟の生活を支えていて、弁護士は、経済的な苦しさも事件の背景の1つにあると指摘しています。略奪事件を担当した弁護士「彼は将来の展望や金銭面で未来がないと感じ、デモに参加するために来ていた。誘惑にかられて盗んでしまったが、最初から略奪目的で来たわけではない」一方、ダルマナン法相は逮捕された人たちについて、90%以上が男で、政治的な目的を持つ極左の過激な集団のほか、貧困に苦しみ社会から孤立した人などさまざまな背景があると述べています。

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