ことし8月、美祢市の老舗和菓子店で店主の高齢男性が殺害され妻も重傷を負った事件。発覚から2か月を前に捜査が大きく動きました。強盗殺人などの疑いで逮捕されたのは周南市と広島市に住む男2人で中学時代の同級生でした。2人の身柄はけさ山口地方検察庁に送られました。逮捕の知らせを受けた被害者の長男は。(長男)「2か月長いようではあったが目撃情報もない、防犯カメラもない状態で2か月以内に見つけていただいたことはすごくびっくりだし、すごくありがたいです」送検されたのは、広島市佐伯区の自称・自営業、 大倉万輝容疑者27歳と、周南市古泉の自営業、村岡耕志浪容疑者26歳です。警察によると大倉容疑者らは共謀の上、ことし8月27日「午後6時ごろ」から翌28日午後6時ごろまでの間、美祢市伊佐町の和菓子店兼住宅でこの家に住む齊藤一正さん80歳の頭を何らかのもので殴り殺害したほか齊藤さんの70代の妻の頭を同様に殴り重傷を負わせ斎藤さんが所有する金庫を奪った疑いがもたれています。事件発覚からおよそ2か月。警察は、防犯カメラなどの捜査から2人が関与した疑いが強まったとしてきのう(25日)逮捕しました。警察によりますと、大倉容疑者は害虫駆除などの生活支援サービスを行う便利業に携わっていたとされます。また、村岡容疑者も害虫駆除などを請け負う便利業を営んでいました。2人は中学校時代の同級生で、事件現場に1台の車で来たということです。周南市に住む村岡容疑者について近所の人たちは。(近所の住民)「近所付き合い程度の話はする。 全然悪い印象はない」「(近所付き合いは)なかった」「見たことなかった」」また別の住民は「すれ違ったら挨拶する程度この1か月変わった様子はない」と話しました。警察は匿名・流動型犯罪グループ=いわゆるトクリュウとの関係を認める状況は今のところないとしています。一方、金庫1つが奪われていて警察は「被害品に現金はある」と説明しています。(被害者の長男)「もう父も帰ってこないし盗られたであろうお金も戻ってくるかどうかも分からない」中学校の同級生だった2人。なぜ美祢市の老舗和菓子店で犯行に及んだのか。2人は店や被害者を知っていたのか。警察は事件に至った経緯や動機を詳しく調べています。