特殊詐欺の疑い、UAEから帰国の男2人逮捕 かけ子でホテル転々か

電話で親族になりすまして現金をだまし取ったとして、警視庁は27日、ともに住居、職業不詳の20代の男2人を詐欺容疑で逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。2人はアラブ首長国連邦(UAE)で現地当局に拘束され、この日、飛行機で成田空港へ移送された。 2人は、日本国内のホテルを転々とし、客室を拠点に詐欺を繰り返していたグループのメンバーで、被害者にうその電話をかける「かけ子」だったとみられる。グループによる被害は2022年4月~23年5月に1都9県で計約170件、計約5億7千万円。これまでに指示役ら計15人が逮捕されている。 捜査関係者によると、2人は25歳と26歳。25歳の男は22年11月、別の者と共謀し、東京都世田谷区の80代女性に息子などをかたって電話をかけ、カバンを電車内に忘れて現金が必要になったとうそを言って3600万円をだまし取るなどした疑いがある。26歳の男は22年12月、共謀し、千葉市花見川区の70代女性から同様の手口で200万円をだまし取った疑いがある。 2人は23年3月に日本を出国し、UAEに滞在。日本の捜査当局からの要請を受け、26年9月上旬に現地当局が2人の身柄を拘束していた。(板倉大地、西岡矩毅)

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