新潟中越地方に住む60代の男性が、“ニセ警察詐欺”で2億7000万円相当の金塊をだまし取られる被害がありました。2026年に新潟県内で発生した特殊詐欺被害で最高額です。警察によりますと、7月下旬、中越地方で1人暮らしをする60代の男性のもとに、郵便局員や警察官を名乗る男から電話がありました。【郵便局員をかたる電話(ナレーション)】「あなた宛ての郵便物から違法薬物が出た」【警察官をかたる電話(ナレーション)】「違法薬物以外の事件でも、あなたの口座が犯罪に使われている」■「身の潔白を証明する必要がある」警察官を名乗る男からは、メッセージアプリで偽の逮捕状の画像が送られてきたということです。さらに…【警察官をかたる電話(ナレーション)】「口座の不審な金の流れを確認し、身の潔白を証明する必要がある」こう持ちかけられた男性は、持っていた証券を売却して金塊を購入。その後、男から『自宅に置くとトクリュウなどに狙われる恐れがあり、警察で預かる』と言われ、男性は8月中旬から9月下旬にかけて4回にわたって、事件とは関係がない会社の敷地に金塊を置き、合わせて2億7206万円相当をだまし取られたということです。■生成AIに相談で発覚これは2026年に新潟県内で発生した特殊詐欺被害の最高額です。相手と連絡が取れなくなったことを不審に思った男性は生成AIに相談し、騙されていることに気付きました。警察は『警察官がメッセージアプリを使って捜査をしたり、潔白を証明するために金塊の購入や現金の振り込みを求めたりすることは絶対にない』として、不審な連絡があった場合は、すぐに最寄りの警察署に相談するよう呼びかけています。