ごみ収集業の許可を巡り、あっせん収賄などの罪に問われている愛媛県大洲市の元市議らの初公判が27日、松山地裁で開かれ、元市議の男は起訴内容を認めました。あっせん収賄などの罪に問われているのは、元大洲市議の村上常雄被告(67)と、一般産業廃棄物処理業者の山下政彦被告(60)です。起訴状などによりますと、村上被告は去年9月、山下被告の依頼を受け、市の職員に収集運搬業の許可が取り消されないよう働きかけた見返りに、現金100万円を受け取ったあっせん収賄の罪に問われています。また、山下被告は村上被告に現金を渡した贈賄の罪に問われています。松山地裁で開かれた27日の初公判で2人は、いずれも起訴内容を全面的に認めました。続く冒頭陳述で、検察側は山下被告が去年9月、処理費用を抑えるため家庭ごみに枝木などを混入させたことが大洲市に発覚。その結果、収集運搬業の許可が取り消されるかもしれないと考えた山下被告が、当時市議だった村上被告に対し、処分が軽くなるよう相談を持ちかけたと経緯を明らかにしました。村上被告を巡っては、市発注のごみの収集運搬を巡り、非公表の価格情報を複数の業者に漏らしたとして今月、再逮捕されています。