高級車6台で3500万円「使い方はYouTubeで」窃盗容疑で逮捕の男が裁判で語った驚きの手口

高級車を盗んだとして窃盗の罪に問われている立原正樹被告(33=逮捕時)の公判が10月19日、東京地裁で開かれた。この日、行われた被告人質問で、背後に潜む外国人ブローカーの存在と驚くべき犯行の手口が明らかになった。「立原被告は住吉会幸平一家傘下組織組員の幸良栄作被告(34=同)と共謀し、昨年1月、埼玉県・川口市の駐車場に停めてあった時価600万円相当のアルファードを盗んでいます。立原被告は複数の仲間から2人1組で、組む相手を代えながら犯行を繰り返していました。都内近郊でランドクルーザーやアルファードなど高級車約90台、合計3億5000万円相当が盗まれる事件が相次いでおり、余罪についても調べていました。逮捕時、幸良被告は否認、立原被告は黙秘していました」(捜査関係者)立原被告は上下黒色スウェット姿に銀縁メガネをかけ出廷。公訴事実を認めた上で、悪びれた様子もなく質問に淡々と答え始めた。逮捕時は黙秘していたが公訴事実を認めた理由について、「時間が経ち反省して、すべてを認めようと考えました」と述べた。取り調べでは、余罪が多いことから犯行現場に立原被告を立ち会わせる引きあたり捜査が50件近く行われている。しかし、立原被告は「すべてをやったわけではありません」と一部否定した。逮捕時には、自宅から大麻11グラムなども押収されており、麻薬及び向精神薬取締法違反の罪にも問われている。今後については兄が更生のサポートに名乗り出ており、「迷惑をかけて申し訳なく思っています。兄が指導、監督してくれると言ってくれているのでありがたい気持ちです」と感謝を述べ、弁護人からの被告人質問を終えた。一方の検察は犯行の組織性に厳しい目を向ける。幸良被告との関係を問われると立原被告は「黙秘します」と口をつぐんだ。今回、立件されたのは、車6台の盗難で、被害総額は約3500万円にのぼる。盗んだ車は「車屋をやっている外国人のところに持っていって、売るつもりでした」と外国人のブローカーの存在を明かした。1台につき10〜20万円で取引され、受け取ったお金は「全額自分がもらっていました」と話した。検察が、(2人で犯行を行ったのに)なぜ幸良被告と分けなかったのか質問。立原被告は長い沈黙の後に、「幸良さんがやったかはっきり覚えてない。はっきり覚えてないので黙秘します」と頑なに口を閉ざした。「車を盗むことをどちらが提案したのか」との問いには、「元々、自分が車を盗む機器を持っていたので、自分発信です」と答えた。盗難には、車のシステムに不正アクセスして開錠する特殊機器「CANインベーダー」を使用したという。

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