殺人罪で服役中の男が刑務所脱獄 米南部テネシー州当局が映像公開

ティプトンビル、テネシー州、10月28日 (AP) ー 4年前に同僚を殺害し無期懲役で服役中の男が、フェンスをすり抜けてテネシー州北西部の刑務所から脱獄したと27日、当局が発表した。 南部テネシー州矯正局の発表によると、当局がティプトンビルのノース西刑務センターでジェイコブ・モーリー受刑者(28)の行方が分からなくなっていることに気づいたのは25日の夜11時30分頃で、捜査員が監視カメラを確認したところ、モーリー受刑者が囚人服を着たまま脱獄する様子が映っていたという。 当局は、モーリー受刑者がどのようにフェンスを突破したかを含め、その他の詳細については公表していない。 その後、テネシー州捜査局は27日の午前1時頃、モーリー受刑者がドアにリンダウッド・プランティング・カンパニーのロゴが入った白いトラックを盗む防犯カメラの映像を公開した。 刑務所当局は、モーリー受刑者の逮捕につながる情報に対して最大2500ドルの懸賞金を掛けた。 当局によると、メンフィスの北145キロにある刑務所の周辺では、警察などの法執行機関が一帯を捜索し、建物やその他の構造物を調べた。刑務所は、中西部ミズーリ州に近いミシシッピ川の湾曲部付近に位置する、平坦な土地が広がる人里離れた農村地帯にある。 モーリー受刑者は、2022年に同僚のコーディ・バーチフィールドを殺害した罪で無期懲役を言い渡されていた。バーチフィールドは数週間行方不明になった後、カーター郡にあるモーリー受刑者の自宅の床下にあった箱の中から遺体で発見された。 当局によると、モーリー受刑者は第一級殺人のほか、加重住居侵入、証拠隠滅、器物損壊、警察からの逃走の罪でも有罪判決を受けていた。2022年に自宅で保安官助手を目撃した際、モーリー受刑者は警察車両による追跡を引き起こし、その逃走劇はノースカロライナ州で終結したという。 モーリー受刑者が脱獄したノース西刑務センターでは近年、受刑者間や職員による数件の暴力事件が報告されている。 7月には、大陪審が5件の受刑者殺害、職員や受刑者に対する暴行、その他の暴力に関して多数の起訴状を差し戻した。(日本語翻訳・編集 アフロ)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加