北川元検事正の保釈が確定 検察の不服申し立てを大阪高裁が棄却、部下への性的暴行事件

酒に酔った部下の女性検事(当時)に性的暴行を加えたとして、準強制性交罪に問われている元大阪地検検事正の北川健太郎被告(67)について、保釈を認めた29日の大阪地裁の判断を不服として検察側が抗告し、大阪高裁が抗告を棄却したことが分かった。棄却は30日付。被告は保釈されることとなる。被告は令和6年6月の逮捕以降、勾留されており、今月27日の第2回公判で無罪を主張。地裁は被告側からの保釈請求について、29日付で許可する決定をしていた。保釈保証金は1000万円。起訴状などによると、被告は検事正在職中だった平成30年9月、懇親会に参加していた被害女性を大阪市内の官舎に連れ込み、酩酊(めいてい)し、立場上も抵抗できない女性に性的暴行を加えたとされる。令和6年10月の初公判では、起訴内容について「争うことはしません」と述べ、女性に謝罪したが、その後は無罪主張に転じる方針を示し、審理が中断した。約2年ぶりに開かれた第2回公判では「(女性が)抗拒不能であったことは否認し争います」と述べ、弁護側は「同意があった」などとして無罪を主張した。次回の11月6日の公判では被害女性への証人尋問が行われる予定。その後、被告人質問などを行い、来年3月12日に判決が言い渡される見通し。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加