違法な土砂の埋め立て防止 市原市と警察署が連携

千葉県市原市と市原署は、違法な土砂の埋め立てなどの防止に向けて連携を強化する。市がパトロールなどで得た情報を、地元の警察署と速やかに共有して違法行為の早期発見などを図るという。小出譲治市長が10月26日にあった定例記者会見で明らかにした。 同市は都心から比較的近いが、山間部も多く、産業廃棄物の不法な投棄や埋め立てが頻発する「産廃銀座」と呼ばれることもあった。今でも市が違法な埋め立てを警戒し、パトロールをする先は年間で延べ3千カ所を超える。 業者によっては、市のパトロールに対して大声や暴言などの威圧的な態度を取ることもあるという。今後は市がパトロールした際、業者側の対応についても署と情報共有するという。 10月上旬にも、市内に違法に土砂を埋め立てるなどした土木工事会社の代表ら3人が、県残土条例違反の疑いで逮捕された。こうした状況を踏まえ、市は警察とより連携を強めるために宣言を出すことを決めたという。 小出市長は「宣言によって(違法な埋め立てへの)抑止力を強め、市民の皆さまの安全安心を守る」。石川利雄署長は「条例はもとより、あらゆる法令を駆使して徹底検挙に臨む」とした。(宮下晶)

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