川崎市幹部を官製談合疑いで逮捕 競争入札で公共工事の価格情報漏えいか

川崎市が発注した公共工事の入札をめぐり、秘密事項を業者に漏らし公正な入札を妨害したとして、神奈川県警は川崎市の幹部職員の男を官製談合防止法違反などの疑いで逮捕しました。官製談合防止法違反などの疑いで逮捕されたのは、川崎市まちづくり局の担当部長、関口隆雄容疑者(59)です。県警によりますと、関口容疑者は施設整備部長だったおととし、川崎市が発注した塗装工事と防水工事の一般競争入札で、入札に関わる秘密事項の工事価格を川崎塗装業協会の事務局長の男性に教え、公正な入札を妨害したなどの疑いが持たれています。川崎塗装業協会の事務局長は2009年に定年退職した元川崎市の職員で、受け取った価格情報をもとに入札の最低制限価格を算出し、協会に加盟する業者側に伝えたということです。 その結果、2つの工事ではそれぞれの業者が最低制限価格と同じ金額で入札し、いずれも同額の入札が複数あったため、電子くじで落札業者が決まりました。記者「県警の捜査員が段ボールを持ち川崎市役所へと入っていきます」県警は、4日午後6時頃、官製談合防止法違反などの疑いで市役所を家宅捜索。 今回の2件以外にも、川崎市の入札で不正が繰り返されていた可能性があるとみて捜査を進めています。職員の逮捕を受け、川崎市は4日会見を開き、関口容疑者が所属するまちづくり局の総務部長や施設整備部長などが謝罪しました。川崎市まちづくり局 樋口真紀総務部長「服務規律の遵守や綱紀粛正は図っているが今回このような事案が起こったことは大変遺憾今後は事件の事実関係がはっきりした後に厳粛に対処していきたい」

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