インドネシア人実習生(19)の顔面にワサビを塗りたくり、頭や腹を蹴るなどした上、殺虫剤を噴霧し火炎放射→顔に近づけるといった暴行…漁船の船長や甲板員3人を逮捕・送致 同じ船内で発生した別事件の捜査中、携帯から暴行動画が見つかり発覚

浜田海上保安部は11月5日、漁船の乗組員3人をそれぞれ暴力行為等処罰に関する法律違反(共同暴行)の容疑で逮捕、送致したと発表しました。9月に船内でホッコクアカエビを巡り発生した傷害・窃盗事件がきっかけで発覚したということです。浜田海上保安部によりますと、令和8年1月25日午後10時ごろ、島根県浜田市の沖合で操業していた底びき網漁船「長福丸」の船内で、船長を含む乗組員3人が、インドネシア共和国の技能実習生(19)に対し、顔面にチューブのワサビのようなものを塗り、頭部に肘打ちをし、平手打ちや腹を足で蹴るなどしたうえで、殺虫剤を噴霧しその吐出口にライターの火を近づけ火炎を放射させて、その火炎を顔面に近づけるなどして暴行を加えたということです。浜田海上保安部は被疑者3人を割り出し、それぞれ通常逮捕し、松江地方検察庁浜田支部へ身柄付き送致しました。被疑者3人のうちの1人は、9月18日に、同「長福丸」船内で発生した窃盗・傷害の容疑者で、浜田海上保安部が男の携帯電話を捜査中、これら暴行が加えられている動画が見つかり事件が発覚しました。浜田海上保安部は、動画を解析するなど所要の捜査の結果、男らの犯行が明らかになったとして、今月、それぞれ通常逮捕し、5日までに松江地方検察庁浜田支部へ身柄付き送致しました。(1)兵庫県香美町在住 漁船長福丸船長の男(36歳)(2)鳥取県岩美町在住 甲板員の男(42歳)(3)兵庫県香美町在住 甲板員の男(42歳)暴行を受けた実習生は当時病院には行っておらず、「ワサビで目が痛かった」と話しているということです。浜田海上保安部は捜査に支障があるとして、3人の認否については明らかにしておらず、ほかにも容疑者がいる可能性があるとして調べています。※事件発覚の発端となった窃盗・傷害については関連リンクなどからご覧いただけます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加