韓国の合同捜査本部は取り調べを拒否している尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の強制連行を検討しています。 内乱を首謀した疑いなどで19日に逮捕された尹大統領は、これまで逮捕後の取り調べに一切応じていません。 合同捜査本部の関係者は捜査が急がれる状況だとして、拘置所を訪問して捜査する可能性もあるとしつつ、拘置所から尹大統領を強制的に連行し、取り調べることも検討しているということです。 合同捜査本部は逮捕後の勾留期間について、最長で2月の7日までとみて調べを進めています。 一方、尹大統領は拘置所内の一般収容棟に移されていて、収容者を識別する顔写真の撮影や身体検査などの手続きには協力的に応じたということです。