2024年の大みそかにカメラが捉えたのは、自動ドアに挟まれ、ゆらゆらと揺れる椅子。 椅子を置いたのはコインランドリーの両替機を狙う泥棒です。 現場は茨城・桜川市、泥棒は午前3時過ぎに現れました。 店に入るや否や、椅子を自動ドアの間にセット。 顔をフードやマスクで隠し、手にはバールのようなものが握られています。 狙いは店の中央にある両替機。 投入口にバールのようなものを挿し込み、力任せにこじ開けようとしますが失敗。 一度退散すると、仲間とみられる黒ずくめの人物にバトンタッチ。 すると今度は、あっという間に手にお札を持って店を出ていきました。 オーナーによると、店の奥にある両替機も狙われ、被害額は約2万円に上るということです。 コインランドリーのオーナー: 「ええー!」って感じ。怒りとむなしさというか「まただー」という。 実はオーナー、2024年11月にも泥棒に狙われていたのです。 その時の被害額は約40万円。 コインランドリーのオーナー: この2、3年ずっと泥棒との戦い。とにかく逮捕してもらいたい。 コインランドリーを狙った泥棒の被害は相次いでいて、1月は桜川市だけでも複数発生しているといいます。 オーナーは被害届を提出。 警察が泥棒の行方を追っています。