自分が使うスマートフォンを他人名義で契約したとして、30代の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで熊本県警に逮捕されたのは、住所不定で無職の男(31)です。 男は去年(2024年)6月、熊本市の家電量販店に知人女性と訪れ、自分で使う目的を隠してこの知人女性に契約させ、福岡市の携帯電話販売会社から、販売価格で約15万6000円相当の携帯電話1台をだまし取った疑いが持たれています。 警察によりますと、別の事件の捜査で今回の容疑が浮上したということです。 男は警察の調べに対し、「お願いして契約してもらったが、知人が名義人になっているため私は悪くない」と容疑を否認しています。 携帯はこの男が使っていて、警察は知人に契約させた動機や使用目的などについて詳しく調べ、この知人女性からも任意で話を聞いているということです。