逮捕の母親 母子手帳交付受けず 赤ちゃん雪に埋めて殺害した疑い 赤ちゃん1時間雪に?〈宮城・塩釜市〉

宮城県塩釜市で、出産直後に赤ちゃんを雪に埋めて殺害したとして24歳の母親が逮捕された事件で、母親が母子手帳の交付を受けていなかったことが関係者への取材で分かりました。 塩釜市北浜の派遣社員、佐藤つなみ容疑者(24)は、1月11日の朝、自宅で出産したばかりの女の赤ちゃんを雪に埋めて殺害した疑いで逮捕され、22日朝、送検されました。 佐藤容疑者は調べに対し、「当時はパニックになってそこまで考えられませんでした」と話し、容疑を否認しています。 佐藤容疑者の同居家族は妊娠、出産に気づいておらず、佐藤容疑者が妊娠を隠していたとみられていますが、その後の関係者への取材で、佐藤容疑者は塩釜市から母子手帳の交付を受けていなかったことがわかりました。 佐藤容疑者は、市の出産費用の助成制度を利用していなかったということです。 また、赤ちゃんが警察に発見されるまで1時間ほど雪の中に埋まっていたとみられることが警察への取材でわかりました。 佐藤容疑者の同級生は高校生の頃の印象について。 佐藤容疑者の高校の同級生 「あまり目立たないタイプのおとなしい子で、結構当時は出会い系とかではなく、SNSで出会った年上の会ったことない彼氏がいたりして、みんながやりたがらないものとかをやってくれたりとか、そういう優しい行動とかはありました。自分も子供がいるので、なんかどうしてもやるせないというか悲しいですね」 警察は事件のいきさつを詳しく調べています。

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