福島県郡山市駅前1丁目の市道交差点で22日、大学受験のため訪れていた大阪府箕面市、予備校生の女性（19）が軽乗用車にはねられ死亡した事故で、軽乗用車は減速せず交差点に進入したとみられることが23日、捜査関係者への取材で分かった。事故直前にはほかの信号も無視していたとみられ、郡山署は危険運転致死容疑への切り替えも視野に調べる。 捜査関係者への取材で、同署に自動車運転処罰法違反（過失致傷）と酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕された郡山市昭和1丁目、会社員の男（34）が郡山市内の飲食店で21日の日付が変わるころまで飲酒していたとみられることも判明した。男は飲食店から帰宅し、自宅で少し休んだ後、軽乗用車で外出したという。男は「申し訳ありません。取り返しのつかないことをしてしまった」と供述しているという。 同署は23日、男を自動車運転処罰法違反（過失致死）と酒気帯び運転の疑いで送検した。