アルファード盗んだ疑い、「指示役」の男3人逮捕 被害総額4億円か

住宅の駐車場からトヨタの「アルファード」を盗んだとして、愛知県警は24日、無職酒向秀典(37)=名古屋市中区松原2丁目=、無職熊谷高志(44)=同市南区上浜町=、会社員筒井隆嗣(33)=同区本星崎町=の3容疑者を窃盗の疑いで逮捕、送検したと発表した。 3人は自動車盗グループの指示役とみられ、県警は手口などから、グループが2023~24年に愛知県内で発生したアルファードやランドクルーザー、プリウスなどを狙った窃盗事件計125件(被害総額計約4億2500万円)に関与した可能性があるとみて調べている。 捜査3課によると、3人は24年4月20日午前0時45分~55分ごろ、同県北名古屋市の住宅駐車場からアルファード1台(時価約500万相当)を盗んだ疑いがある。3人の認否は明らかにしていない。 3人は、現場で車を盗む実行役に盗む車種を指示したり、犯行に使う道具を貸したりしていたという。県警が昨年実行役を逮捕し、捜査を進めていた。(川西めいこ)

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