「BreakingDown14・5」(25日、都内某所) 総合格闘家の朝倉未来が社長を務める格闘技イベントが行われ、米国などで人気の過激平手打ちイベント「POWER SLAP(パワースラップ)」が、「BreakingSLAP」として日本で初実施された。 スラップの第2試合では“悪童”レオと、昨年の逮捕から復帰となった大阪喧嘩自慢のシェンロンの一戦は、ルールがめちゃくちゃとなった中でレオがKO勝ちとなった。 前日の計量でシェンロンとの乱闘で右腕を痛めたレオは、左腕で勝負の舞台に立った。戦いはシェンロンの2発目は目付近に当たったため、レフェリーから減点1が提示された。そして、シェンロンの3回目も上にぶれて再び反則。レオは顔をしかめた。 シェンロンは「わざとちゃう!」と不満げに言い放ち、「わかった。俺の負けや。反則2回しとるから。3発せいよ」とレオの3回目で3連続平手打ちを許可。運営も許可し、レオが強烈なビンタを3連発で浴びせて、シェンロンは大の字失神となり、関係者に抱えられて金網を後にした。 レオは勝利者インタビューで「今回、イライラすることが多かった。大阪勢全員によ。群れでしか喧嘩できへんやつに俺は負けへん。次はダナ・ホワイト、俺とやれ。パントーじゃでもいい。梅野源治、お前でもいい」と、語った。