傷害容疑で逮捕の薬師寺保栄容疑者、ネットは”凶器”に注目「物干し竿って何なの」「拳使わなかったのならまだマシ…なのか⁉」

ボクシング元世界バンタム級王者の薬師寺保栄容疑者(56)が、女性にけがをさせたとして逮捕されたと27日、中日新聞などが報じた。ネット上ではX(旧ツイッター)で凶器とされる「物干し竿」がトレンド入りするなど、元世界王者の暴行事件が注目を集めた。 中日新聞は「元ボクシング世界王者の薬師寺保栄容疑者を現行犯逮捕 20代女性を物干しざおで殴った疑い」と題し、愛知県警に傷害の疑いで現行犯逮捕されていたと速報。関係者によると25日夜、名古屋市中区の自宅で、家にあった物干しざおで20代女性を殴るなどの暴行を加え、顔にけがを負わせたとしている。 ネットで注目を集めたのは、拳ではなく物干し竿で殴ったという点。Xでは「物干し竿で殴ったって何なの。ボクシングファンとしては元ボクサーの逮捕とか胸が痛むのよ」「まぁ拳使わなかったのならまだマシ…なのか⁉」「ボクシングの元世界王者が自分の拳でぶん殴るのと、物干し竿でぶん殴るのではどちらが悪質なのか教えて下さい」などの声が並んだ。 薬師寺容疑者は愛知県小牧市出身。1993年にWBCバンタム級王者となると、翌94年に名古屋市で行われた防衛戦で辰吉丈一郎元選手と死闘を繰り広げるなど4度の防衛に成功。引退後はボクシングの解説や、タレントとして活躍していた。名古屋市中区でジムを運営している。

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