JR長野駅前で男女3人が刃物で襲われ1人が死亡、2人が重軽傷を負った事件で、長野県警は26日長野市内に住む無職の矢口雄資容疑者(46)を殺人未遂の容疑で逮捕しました。 県警の捜査本部は逮捕に至った経過について、吉沢敏刑事部長、松島敏史長野中央署長、吉池正人捜査1課長が26日記者会見を開きました。 主なやり取りです。 ー認否や動機で、明らかな供述等は 「認否については黙秘している。動機は今黙秘しているので今後の捜査で明らかにする。」 ー捜査で重要なポイントになったところ、有力な手がかりとなったところはどこか 「一番は防犯カメラの「リレー捜査」が重要な役割を果たした。マスコミも大きく報道してもらった、相当多くの情報提供がもたらされた。そういったものを重ね合わせて、今回逮捕に至った。」 ー犯行前後の足取りは、どこまで追えていたか 「今後の捜査の関係もあり、差し控える。」 ー被疑者が使った凶器は発見されているのか 「今のところわかっていない。今後の捜査で明らかにしていく。」 ー凶器は疑わしいものも見つかっていないということなのか、疑わしいものは見つけているけれどもまだ確定ができない状態なのか 「見つかっていない。」 ー防犯カメラはこれまでに何か所何件の映像を見たか 「回答は差し控える」 ー被害者との面識の有無については 「黙秘はしているが、面識はないものとみて捜査している。」 ー逮捕についてどのような状況だったか 「今回刃物を使った凶悪犯ということで、それに応じた体制を組んで臨んだ」 ー自宅の中での押収品で事件に繋がるようなものは 「今のところまだない。(26日)朝逮捕したばかりなので。」 ーいつから容疑者が捜査線上に浮上したのか 「防犯カメラのリレー捜査の中で浮上してこの数日間の間。今回非常に大きな体制で多くの情報があった。」 ー自宅での突入のときにチェーンソーの使用や閃光のようなものが見えたが 「個別の対応や捜査手法については答えを差し控える」