愛媛大学附属病院の看護師の女が、県外でＳＮＳで知り合った当時１５歳の少年をホテルに連れ出し、性的暴行を加えるなどした疑いで逮捕されていたことが２８日に分かりました。 不同意性交等やわいせつ誘拐等などの疑いで逮捕されたのは、東温市志津川に住む愛媛大学附属病院の看護師の女（２９）です。 警察の調べによりますと女は去年１０月、当時１５歳の男子中学生をＳＮＳで誘い出して滋賀県大津市で面会し、保護者に無断で市内のホテルに連れ出して性的暴行を加えた疑いがもたれています。 警察は中学生の親から届け出を受け、ＳＮＳのやりとりなどの捜査を進め２２日に逮捕しました。女は取り調べに容疑を認めています。 ２人はネットのゲーム配信アプリを通じて知り合い、去年８月から連絡を取り合うようになっていたということです。警察は動機などを調べています。 愛媛大学は「職員が逮捕されたことは誠に遺憾。被害にあわれた方や関係者に深くお詫び申し上げる。事実関係を確認のうえ厳正に対処する」としています。