暴力団関係者宅の強盗容疑で20歳男を佐賀地検に送検 唐津署、共犯者を捜査

唐津市材木町の暴力団関係者の住宅で起きた強盗事件で、唐津署は28日、強盗致傷と住居侵入の疑いで逮捕した住居不詳、建設作業員の男(20)を佐賀地検に送検した。 容疑者は鹿児島県内の建設会社に勤務。同県内を生活拠点にしていて、唐津市との関わりはなかったとみられる。同署は共犯者がいるとみて、闇バイトの可能性を含め捜査している。 同署では午前11時半ごろ、紺色のフードをかぶってマスクを着けた容疑者が署員らに連れられ、車に乗り込んだ。 逮捕容疑は何者かと共謀し、20日午後1時20分ごろから同2時ごろまでの間、訪問者を装って住宅に押し入り、住人の60代女性に対して粘着テープで手首を縛るなどした上で刃物を突きつけて脅し、現金約740万円などを奪った疑い。「強盗したことに間違いない」と容疑を認めている。

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