特別背任疑い「鴻池運輸」元課長ら逮捕 1.8億円の損害 取引先に架空請求書出させキックバック受けたか

架空の取引で会社におよそ1億8千万円の損害を与えた疑いで、物流大手「鴻池運輸」の元課長ら2人が逮捕されました。 2人は逮捕前の調べで、容疑を全面的に認めています。 「鴻池運輸」の元課長・光永将憲容疑者(38)ら2人は、2022年から2023年にかけて、取引会社4社に架空の請求書を提出させ、会社に総額およそ1億7700万円の損害を与えた特別背任の疑いで、27日、逮捕されました。 警察によると、光永容疑者は、犯行当時、工業用資材の加工などをする部署で取引先への支払いについて決定権がある立場でした。 関係者によると、逮捕前の調べに対し、光永容疑者らは容疑を全面的に認めていたということです。 警察は、光永容疑者らが取引先からキックバックを受けていたとみて、金の流れについて調べています。

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