11月下旬、人気アイドルグループ・嵐(活動休止中)のメンバー、大野智さんが薬物事件に関与したとの偽情報がXで拡散しました。これを受け「STARTO ENTERTAINMENT」は11月30日、公式サイトで「虚偽の内容の記事・投稿の事実を強く否定するとともに、これらの悪質な記事やSNSの投稿に対し、名誉毀損行為として法的措置をとる」と明らかにしました。 Xでは、あるインフルエンサーが「未確認情報」としつつも、薬物事件に関与し「逮捕の話が上がってる」と投稿したほか、他のユーザーからも同様の投稿が相次ぎました。このインフルエンサーはその後投稿を削除し、「ご本人、関係者の皆様、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」と書き込んでいます。 しかし、この問題の投稿は瞬く間に拡散され、それがさらなる憶測や書き込みにつながっていきました。 このように、未確認にもかかわらず本人の名前を出して犯罪に関わったことを匂わせる書き込みをネット上にすることはどのような法的問題があるのでしょうか。また、そうした未確認情報を第三者がリポストするなど、拡散する行為自体も罪に問われないのでしょうか。