警察官としての一歩を踏み出します。 宮崎県警察学校の初任科生の卒業式が宮崎市で行われました。 卒業したのは、去年4月に県警に採用され、逮捕術や刑法などを学んできた初任科生24人です。 29日の卒業式では、平居秀一本部長が「一人前の警察官としての執務能力を身につけることができるよう努力を続けてほしい」と訓示。 このあと、卒業生を代表して、山下統世巡査が同期や指導教官などへの感謝と警察官としての決意を述べました。 (卒業生代表 山下統世巡査) 「小さな犯罪も見逃さない正義感と、困っている人に自ら手を差し伸べられる優しさをもち、強くしなやかな警察官であれるよう努力していくことをここに誓います」 (卒業生 西原侑里巡査) 「小さい子供からお年寄りの方まで、幅広い年齢層の方々から信頼される、期待される、強く優しい警察官になりたい」 卒業生は県内各地の警察署に配属され、4カ月間、交番勤務にあたります。