パリ・サンジェルマンの”フーリガン”が、チャンピオンズリーグの試合前に59人が逮捕されたようだ。『BBC』が伝えた。 パリ・サンジェルマンは29日、チャンピオンズリーグのグループステージ最終節でシュトゥットガルト対戦する。そんな試合を前に問題が発生したようだ。 『BBC』によると、ドイツ警察はシュトゥットガルト対PSGの試合を前にフランス人「フーリガン」59名を逮捕したとのこと。警察はサポーター同士の衝突が計画されていることを発見後、駅やホテルで「的を絞った検査」を実施したと発表した。 また、シュトゥットガルトのサポーター47名に対しても、試合観戦や市街地への立ち入りを禁止する命令が出された模様。シュトゥットガルト警察のカーステン・ヘフラー副署長は「ピッチ外で暴力的な犯罪を起こすためにシュトゥットガルトを訪れる者は排除される」と声明を出している。 逮捕された59名のフランス人は、試合当日の夜に衝突が起きるリスクを防ぐため、木曜日まで拘束される。シュトゥットガルト警察は声明で「綿密な捜査とパリ警察との緊密な協力により、フランス人フーリガンを中央駅や市内の複数のホテルで発見した」とし、さらに「とりわけ変装用の用品が発見された。水曜日のチャンピオンズリーグの試合終了までの深刻な暴動を防ぐため、裁判官との協議の後、パリのフーリガンらを木曜日の朝まで拘留することとした」と付け加えている。