パトカーから逃走し名鉄線路内を軽乗用車で約45メートル走行 男を逮捕

29日夜、愛知県豊川市でパトカーに追跡されていた軽乗用車が名鉄豊川線の線路上を走って逃げた末に立ち往生。その後豊川線の運行をおよそ3時間にわたって妨げたとして軽乗用車を運転していた男が逮捕されました。 電汽車往来危険の疑いで逮捕されたのは、ブラジル国籍で自称・豊橋市に住む会社員カナトミ・ブルーノ・ユリ容疑者21歳です。 警察によりますとカナトミ容疑者は、29日午後7時半ごろ豊川市内でテールランプが消えた状態の軽乗用車を運転していたところ、巡回中のパトカーに停止するよう求められました。 しかし、カナトミ容疑者は速度を上げてパトカーの追跡から逃走。 豊川市古宿町の名鉄豊川線「稲荷口7号踏切」から線路内に進入しそのまま45メートルほど走ったところで前輪が破損して立ち往生し、名鉄豊川線の運行を妨げた疑いがもたれています。 名鉄によりますと名鉄豊川線はおよそ3時間にわたって上下線あわせて19本が運休し、およそ1500人に影響が出たということです。 警察の調べに対しカナトミ容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということで、引き続き動機などについて捜査しています。 パトカーでの追跡について豊川警察署の杉本隆司副署長は「現在調査中です」と話しています。

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