去年10月、東京・福生市の公園の公衆トイレに火をつけたとして、57歳の男が逮捕されました。周辺では17件の不審火が相次いでいて、警視庁が関連を調べています。 非現住建造物等放火の疑いで逮捕されたのは、福生市武蔵野台の派遣社員・岸沢茂昭容疑者(57)です。 岸沢容疑者は去年10月、福生市加美平の公園内にある男子トイレに火を放ち、壁や天井などを燃やした疑いが持たれています。 警視庁によりますと、付近の防犯カメラに公園周辺をうろつく岸沢容疑者がうつっていて、関与が浮上したということです。 岸沢容疑者は調べに対し、「トイレでたばこを吸いましたが、火はつけていません」と容疑を否認しています。 去年8月から12月までに公園内の倉庫やトイレなど、▼福生市で14件、▼羽村市で1件、▼瑞穂町で2件のあわせて17件の不審火が相次いでいて、警視庁は関連を捜査しています。