95歳 生きている限り真実を待つ…名張毒ぶどう酒事件で無実訴えながら獄中死 奥西元死刑囚の妹「見届けないと死ねない」

1961年に起きた名張毒ぶどう酒事件では、奥西勝(おくにし・まさる)元死刑囚が無実を訴えながらも獄中で亡くなった。妹の美代子さんは、兄の無実を信じて裁判のやり直し=再審を求めているが、再審が認められないまま時間が過ぎ、95歳となった。 再審の請求ができるのは、本人以外には限られた親族だけだ。裁判に時間がかかり、“検察に有利”と言われる日本の再審制度は、多くの問題を抱えている。

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