検察が、法定刑上限の無期懲役を求刑しました。 柳本智也被告(28)は、2016年から2022年にかけて、大阪府内の集合住宅の一室で、小学生の女の子10人に性的暴行を加えた罪などに問われています。 柳本被告は、起訴内容を認めています。 4日の裁判で、検察は「高度な計画性がみられ、被害者の人格を無視した卑劣な犯行。将来を狂わす恐れもある」などとして無期懲役を求刑。 被害者の父親は、「強烈な被害体験を、幼い子が1人で胸の中に押し込めていた恐怖は計り知れない」と訴えました。 柳本被告は、「逮捕前は事件の重大さを認識できていなかったが、今は非難されて当然だと思う」と反省の言葉を口にしました。 判決は、2月18日に言い渡される予定です。