5日朝、埼玉・本庄警察署でカメラが捉えたのは、車の中で警察官の話にうなずく男。逮捕されたのは、カレー店経営者の宮崎洋介容疑者(54)です。 宮崎容疑者は2月2日の深夜から未明にかけ、自宅や店で、同居していた52歳の弟を殴ったり蹴ったりして、負傷させた疑いが持たれています。弟はその後、死亡が確認されました。 宮崎容疑者が経営する店では、カレーのみならず、肉料理にも力を入れるなど地元でも親しまれていましたが、過去には経営者としての苦労も明かしていました。 宮崎洋介容疑者(2018年当時): 初めはカレー屋で、5年ほどしたところで変換期というか、その時にカレー以外のもの。やっぱりカレー屋という名前でそれを促していく、どうやって促していっていいかというのがそのとき1番苦労しましたかね。 また、店には兄弟揃って立つこともあったといい、訪れた客は、2人の様子について「普通の男兄弟って感じ」「(兄弟げんか見たことある?)1、2回はちょっと見たことありますけど、でもそんな口げんかで…」と話します。 兄弟の間に何があったのか、警察の調べに対し、宮崎容疑者は「弟に暴行を加えたのは間違いない」と、容疑を認めているといい、警察は、動機などについて捜査しています。