みちのく記念病院 “事実と異なる説明や報告” 八戸市が県に行政処分求める

【八戸市 熊谷市長】 「さらなる実態把握を進めた結果、違反事項が確認され、法の規定による行政処分の必要性が認められました」 八戸市のみちのく記念病院について熊谷市長は、18日付で青森県に対し、強制力がある行政処分を行うよう通知したと明らかにしました。 みちのく記念病院を巡っては、入院患者の殺人事件を隠ぺいした罪で、当時の院長の石山隆被告と弟で医師の石山哲被告が逮捕・起訴されています。 市は病院に対し、2025年2月から5月までに県の協力を得ながら医療法に基づく臨時の立ち入り検査を6回行うなどしていました。 その結果、病院に勤務する医師の勤務時間については、実際の出退勤状況を確認せず事務職員が画一的にタイムカードを打刻していたこと、さらに常勤医師の勤務時間の規定に満たない医師を常勤医師とし、事実と異なる説明や報告を行う違反事項があったということです。 宮下知事は「必要に応じ、医療法に基づく改善措置命令などの措置を速やかに講じる予定」とコメントしてます。

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