東京消防庁の消防士を逮捕 路線バス内で女子高校生を触った疑い

路線バスの車内などで女子高校生の体を触ったとして、警視庁昭島署は7日、東京消防庁北多摩西部消防署の消防士、奈良田敦大容疑者(20)=東京都東大和市上北台1=を不同意わいせつ等容疑などで逮捕したと発表した。 昭島署によると、「女の子の体を触って性欲を発散しようと思った」と容疑を認め、「痴漢を繰り返した」と供述している。昭島市などを走るバス車内では女性が体を触られる被害相談が複数あり、関連を調べるという。 逮捕容疑は2024年10月22日午後7時ごろ、立川市から昭島市に向けて走る路線バスの車内で、都内に住む10代の女子高校生の下半身を触った上、降車した女子高校生を追いかけ、路上で下半身を触ったとしている。奈良田容疑者は逃走したが、現場周辺の防犯カメラ映像などから関与が浮上した。 北多摩西部消防署の田中富也署長は「逮捕されたことは誠に遺憾。詳細を確認し、厳正に対処する」とコメントした。【菅健吾】

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