7日夜、酒を飲んだ状態で大型トラックを運転し、石川県内の北陸自動車道をおよそ15キロにわたって逆走したとして、運送会社の男が逮捕されました。 酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、金沢市に住む運送会社社員の51歳の男です。 警察によりますと、7日午後8時半ごろ、北陸自動車道で「徳光PAから上り線を富山方向に逆走していった大型トラックがいる」と、PAにいた人から警察に通報がありました。 男は、徳光PAから金沢東ICまでのおよそ15キロを逆走し、料金所を通れなかったところでトラックを停車させました。 駆け付けた警察が話を聞いたところ、男の呼気から規定値を超えるアルコールが検出されたということです。 逆走による事故はありませんでしたが、この影響で北陸自動車道は富山県の小矢部ICから金沢東ICの間の米原方面に向かう上り線が15分間にわたって通行止めとなりました。 調べに対し、男は飲酒運転を認めていて、警察は飲んだ酒の量など当時の詳しい状況を調べています。