札幌市ススキノの繁華街で、顔見知りの男性の顔面を自撮り棒で殴ってケガをさせたとして、オーストラリア国籍の職業不詳の男(32)が傷害の疑いで逮捕されました。 男は2月8日午後9時ごろ、札幌市中央区南4条西3丁目の歩道で、インド国籍で動画配信者の男性(38)を自撮り棒で複数回殴った疑いがもたれています。 男性は顔面から出血し、病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。 男性の友人が「友人が揉めている」と交番に駆け込み、警察官が2人から事情を聞いていましたが、その後、男の容疑が固まり、2月13日に滞在先の旭川市で逮捕されました。 男は調べに「棒で相手を殴ってなんかいない。ウソの内容だ」と容疑を否認しています。 警察によりますと、2人はそれぞれススキノを観光していましたが、偶然出会うとすぐに揉め始めたとみられています。 2人は過去にも揉め事でトラブルになっていて、警察は当時の状況を調べています。