”ひき逃げ”で男を逮捕 被害男性は重傷も記憶を失い自力で自宅へ

今月3日、福岡市南区で車を運転中、男性をはねてけがをさせたのに、そのまま逃げたとして、40歳の男が16日逮捕されました。被害男性は重傷を負いましたが、記憶を失い、自力で自宅へ戻ったということです。 警察によりますと、福岡市南区に住む会社員・山下智輝容疑者(40)は、今月3日の午後10時前、福岡市南区大橋の路上で、40歳の男性を普通乗用車ではねてけがをさせたにも関わらず、そのまま逃げた疑いがもたれています。 事故の翌日、山下容疑者が会社の上司に「事故を起こした」と話し、上司から通報を受けた警察がドライブレコーダーの捜査などを行い、16日逮捕しました。 はねられた男性は、手の指の骨折や頭部のすり傷など全治約2カ月の重傷を負いましたが、当時の記憶を失い、はねられたこともわからないまま、自力で家に戻っていたということです。 けがをしているのに驚いた妻が110番通報し、警察は当初、傷害事件として捜査していました。 山下容疑者は「車の運転はしていたが、人にぶつかってはいない」と容疑を否認しています。

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