「逃げ得は許さない」複数回にわたって出頭要請に応じず 有効な自動車検査証の交付を受けていない普通自動車を運転した容疑などで検察が68歳の男を逮捕・起訴 鳥取県琴浦町

倉吉区検察庁は道路運送車両法違反および自動車損害賠償保障法違反の疑いで鳥取県琴浦町に住む無職の68歳の男を逮捕・起訴したと明らかにしました。 起訴状によりますと、男は去年12月26日、琴浦町内の道路で有効な自動車検査証の交付を受けていない普通自動車を運転。 今年1月28日には、自動車検査証の交付を受けておらず、損害賠償保険の契約が切れた状態の車を運転した疑いで略式手続きが行われていました。 男は警察の捜査に応じて、自宅に住みながら捜査が進められる事件として書類送検されていましたが、倉吉区検察庁が捜査のために送っていた出頭要請に複数回にわたって応じなかったため、検察自ら逮捕する「自庁逮捕」を行ったということです。 その後、倉吉区検察庁は、男を同じ罪で鳥取地裁倉吉支部に起訴しました。 男は逮捕時、出頭しなかった理由として「お金がなくて出頭できなかった」と話しているということです。 鳥取地検は今回の事案に対し「本来は罰金を科して終了する事案だが、逃げ得は許さない」と記者会見でコメントしました。

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