今月2日、福岡県苅田町で乗用車を運転中に信号待ちの乗用車に追突して0歳の男の赤ちゃんを含む3人にけがをさせたにもかかわらずそのまま逃走したとして、80歳の会社社長の男が逮捕されました。 男は「当てた覚えはない。何かの間違いです」と容疑を否認しています。 過失運転傷害と道路交通法(救護義務)違反の疑いで逮捕されたのは、苅田町新津に住む金型製作会社の社長次良丸勲容疑者(80)です。 次良丸容疑者は、2日午後2時ごろ苅田町殿川町で乗用車を運転中に信号待ちをしていた乗用車に追突して男女3人にけがをさせにもかかわらず、そのまま逃走した疑いが持たれています。 追突された車には、運転していた65歳の祖母と31歳の母親、孫で0歳の男の赤ちゃんが乗っていて3人とも打撲やねんざなどの軽傷を負っています。 警察が防犯カメラの映像解析や事故の目撃者から話を聞くなどの捜査を進めた結果、次良丸容疑者の関与が浮上しました。 取り調べに対し、次良丸容疑者は、「当てた覚えはない。何かの間違いです」などと話し、容疑を否認しています。