ごみ収集運搬巡る入札で予定価格漏えい 大分市の元環境部長ら4人を官製談合防止法違反容疑で逮捕

大分市のごみ収集運搬業務の指名競争入札で予定価格を業者に漏えいし、近い価格で落札させたとして17日、大分市の元環境部長ら4人が逮捕されました。 官製談合防止法違反の疑いで逮捕されたのは、大分市の元環境部長の池永浩二容疑者(61)と元市環境部審議監の塩地広行容疑者(62)、元清掃業務課長(現・障害福祉課長)の三原徹容疑者(57)、大分市にあるワールド建設の元監査役・早川幸治郎容疑者(67)の4人です。 池永容疑者ら4人は共謀し、2022年7月に行われたごみ収集運搬業務委託の指名競争入札で、早川容疑者が実質統括する会社が落札できるよう、予定価格を事前に漏えいした上、参加する業者を選定するなどして予定価格に近い金額で落札させた疑いが持たれています。 警察によりますと、この事業は2023年度から4年間の契約で予定価格2億1030万円、落札価格は2億1010万円でした。 ワールド建設は西部清掃事業所地域のごみ収集事業を2011年から継続受注しているとみられています。

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