オズワルド畠中 オンラインカジノ賭博と「駐車違反」同列扱い 吉本コンプラ講習に疑問も

お笑いコンビ「オズワルド」畠中悠のオンラインカジノに関する〝見識〟が物議を醸している。吉本興業は所属芸人にコンプライアンス講習を行っているが、果たしてどこまで理解が進んでいるか問われる事態にもなりかねない。 オズワルドは18日までにコンビのユーチューブチャンネルを更新。畠中は相方の伊藤俊介と雑談を繰り広げていたが、そこで昨今のオンラインカジノ問題に触れた。 畠中は「どうなのよ、オンラインカジノ的なね。さみしいよね」と切り出すと「わかんないけどさ、ルールとしてさ、自粛するっていうのがあるじゃない。これ、誰が怒ってるのかなって思わない?この問題に関しては」と持論を展開。 続けて「誰かに迷惑をかけてる、自分がお金をいっぱい使ってバカだなぁって感じじゃん、言ったら。日本の法律上ダメだから罰金は取られるわけよ。例えば、常習とかじゃなく逮捕とかされてなかったら罰金があるわけじゃん。50万円以下の罰金。それ払ったら、それで良くない?ってちょっと思っちゃうんだけどね」と語った。 これに伊藤は「あー、かなり危険な発言」とやんわり制止したが、畠中は止まらず。 「だってさぁ、俺、違法駐車と一緒じゃないかなと思ってるんだけど。ここに駐車してはいけませんで駐車して、払って、ハイ罰金です、クソーで(終わり)じゃん」 伊藤は「もう怖いよ、おまえ…」「俺たちは心配、戻ってきて欲しいでいいじゃん」と軌道修正を試みたが、畠中は「戻って来てほしいし、戻って来るべきだと思う。迷惑かけているのは、テレビとか企業とかCM使ってた人で『わぁ、また消さなきゃいけない』みたいになっているとは思うんだけどさ。本当に果たして消さなきゃいけないかなって」とまくし立てた。 SNS上の反応で命運が左右される時代についても「鶴瓶師匠のアレ(スシロー広告)とかさ。即座に消しちゃって。よく考えたら『なんで?』ってなって…。結局戻すみたいな」と疑問視。 これには伊藤も「あれは一番良くない」と同調。畠中は「結局、会社も企業も全部、この中(ネット)の声を気にしちゃって、それって本当に世間の声なんかなって」と訴えた。 その後再びオンラインカジノの話題となり、畠中は「オンラインカジノに関してはさ、何十年も前からあったわけじゃないじゃん。そのルールがいつ変わったのかもよくわからないしね」と主張。有名サッカー選手がイメージキャラクターを務め、CMも流れていたが、いざゲームを始めると無料版のほか有料版も選択でき、そこから違法性のあるオンラインカジノに誘導される仕様になっていることも多い。 これに納得がいかない畠中は「俺がガールズバーでぼったくられたのと同じ」と断言。続けて「だってさぁ、『見て下さいメニューのここに小さく書いてますよ』って。それを見てないアンタが悪いでしょって」とグチりまくっていた。 オンラインカジノ賭博による違法行為を「駐車違反」と同列に扱い、サイト側の巧妙な仕様を「ぼったくりガールズバー」呼ばわり。畠中の主張には一部で賛同の声もあるが、ネット上では「本当に吉本のコンプラ講習受けたのか?」「罰金払えばOKはヤバイ」という声が寄せられている。

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