再審制度見直しに温度差…証拠開示巡り議連「原則義務化」・法務省「範囲広すぎる」

静岡県の一家殺害事件で死刑判決を受けた袴田巌さん(88)が再審無罪となり、制度の見直しに向けた動きが本格化している。刑事訴訟法の改正について、超党派の国会議員連盟が今国会での実現を目指す一方、法務省でも今春以降、議論するという異例の展開となった。同省は改正の要否を含めて検討するとしており、両者の温度差は大きい。(山下真範)

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