若狭勝弁護士「詐欺罪も視野に入れている」 点検商法のオーナーが特商法違反で逮捕

衆院議員や東京地検特捜部副部長を務めた弁護士の若狭勝氏が19日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。点検商法のオーナーの斎藤大器容疑者が18日に京都府警に特定商取引法(特商法)違反の疑いで逮捕された件で解説した。 逮捕の容疑は、京都府などで住宅を訪ねて水漏れや耐震工事の不備を訴えて不安をあおり、不要で不当な工事をして法外な金額を契約させる、契約を結ぶ際にクーリングオフの説明をせず、必要な書面を出さなかった疑い。警察では、SNSで実行役を募って犯罪を繰り返す「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)」による事件とみて、実態を調査している。 斎藤容疑者は投資家を自称し、派手な外車を乗り回したりするなど、「牛飼の成り上がり物語」というユーチューブのチャンネルで動画も配信していた。 若狭氏はトクリュウとの関連について、「トクリュウは団体。警察が決め付けているのは当たっていると限らない」とした上で、「やった犯罪との結び付きで、警察は当然、詐欺罪も視野に置いている」と、再逮捕の可能性も示していた。

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