去年11月、北海道旭川市の住宅に侵入し、現金や耐火金庫など約108点、時価合計約1800万円を盗んだとして、24歳から46歳の男3人が逮捕されました。 住居侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、札幌市豊平区平岸3条12丁目に住む小松勇一容疑者35歳と、岩見沢市に住む左官工の小松直斗容疑者24歳、北広島市に住む自称建設業の藤川太一容疑者46歳です。 小松容疑者らは去年11月15日午後0時45分ごろから午後2時までの間、旭川市旭岡4丁目の55歳男性宅に侵入し、現金約354万円及び耐火金庫や、その中に保管されていた金貨、インゴットなど約108点(時価合計約1431万1770円)を盗んだ疑いが持たれています。 小松容疑者らは男性宅の玄関ドアをバールのような工具でこじ開けて侵入。事件当時、男性は外出中で人はいませんでした。 事件後、男性の家族が「帰宅したら、玄関ドアが壊されていた」と警察に通報し、住宅近くの防犯カメラの映像などから小松容疑者らの逮捕に至りました。 警察は小松容疑者らの認否を明らかにしていません。 小松勇一容疑者と直斗容疑者は兄弟で、藤川容疑者は小松兄弟の知人でした。 警察によりますと、小松勇一容疑者は、窃盗グループの主犯格で、事件ごとに仲間を変え、金庫破りや事務所荒らし、自動車窃盗などを繰り返していたとみられています。 小松容疑者が関与した犯行は75件、被害総額は2000万円に上るということです。