2024年11月、鹿児島県の徳之島の伊仙町で、当時55歳の保育士の女性を殺害した疑いで逮捕された18歳の男子高校生について、鹿児島地検が2月19日から刑事責任能力の有無などについて調べる、鑑定留置を行っていることが分かりました。 この事件は2024年11月、県内の18歳の男子高校生が伊仙町佐弁の住宅で、この家に住む保育士の菊池房子さん(55)を刃物のようなもので刺すなどして殺害したとして、殺人などの疑いで逮捕・送検されたものです。 菊池さんの上半身には複数の傷があり、死因は出血性ショックでした。 男子高校生は菊池さんと面識があり、逮捕当時、警察の調べに「包丁で刺して殺したことは間違いない」と容疑を認めていました。 鹿児島地検によりますと、男子高校生の刑事責任能力の有無と程度を調べるために、19日から鑑定留置を行っているということです。 期間は5月中旬までの見込みです。