仙台市泉区の自宅に遺体を放置した疑い 91歳の男を逮捕 「妻が死んで誰にも相談できず遺体を放置した」

仙台市泉区の自宅に、女性の遺体を放置したとして、91歳の無職の男が死体遺棄の疑いで逮捕されました。男は「妻が死んで誰にも相談できず、遺体を放置した」と話しているということです。 逮捕されたのは、仙台市泉区山の寺2丁目の無職、武蔵昭夫容疑者(91)です。 警察によりますと、武蔵容疑者は2024年2月ごろ、自宅で女性が死亡したことがわかっていたにもかかわらず、その遺体を約8カ月間放置した疑いが持たれています。 調べに対し武蔵容疑者は容疑を認めていて、「悪いことはしていません。ただ妻が死んでから報告しなかっただけです。誰にも相談できず、妻を放置していたのです」と話しているということです。 最近、武蔵容疑者の妻を見かけないという通報があり、警察が13日午前、武蔵容疑者の自宅を訪問し、寝室で女性の遺体を発見しました。 遺体に目立った外傷は見当たらないものの、傷みが激しく、警察で司法解剖して身元の確認や死因などを調べることにしています。 武蔵容疑者は妻と2人暮らしだったとみられています。

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