箱根の高級旅館の改修工事費“水増し”で消費税約2900万円の不正還付を受けようとした疑い 旅館を保守・管理する不動産会社代表を刑事告発 東京国税局

神奈川県箱根町にある高級旅館を保守・管理する会社の代表が、消費税およそ2900万円の還付を不正に受けようとしたとして、東京国税局に刑事告発されました。 消費税法違反の疑いで刑事告発されたのは、神奈川県の不動産会社「ロハス」と、窪沢圭代表(54)です。 関係者によりますと、窪沢代表は、「ロハス」が所有し保守・管理する箱根町の高級旅館「松坂屋本店」や「金乃竹塔ノ澤」、「金乃竹仙石原」の改修工事費を合わせておよそ3億3300万円水増しし、消費税およそ2900万円の還付を不正に受けようとした疑いがもたれています。 改修工事には国から補助金が出ていて、窪沢代表は補助金をだまし取った疑いで、今月、横浜地検に逮捕されています。 「ロハス」はJNNの取材に、「現在、捜査中のため回答を差し控えさせていただきます。引き続き捜査に全面的に協力をして参ります」とコメントしています。

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